趣味用ブログ。
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プロフィール
HN:
藤宮紫苑(ふじみやしおん)
年齢:
43
HP:
性別:
女性
誕生日:
1980/10/13
職業:
主婦兼パート
趣味:
今はコレでしょうかね…(笑)
自己紹介:
今現在のジャンルはFateシリーズです。
諏訪部さんに嵌まっていますが、最近平川さんもハマリ気味。
演技が上手い人が好きみたいです。
男女問わず。
諏訪部さんに嵌まっていますが、最近平川さんもハマリ気味。
演技が上手い人が好きみたいです。
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遠坂さんちの家庭の事情 番外編
衛宮邸 22時
凛とアーチャーが夜の見回りをし、ランサーが神父との会話を中断した頃。
衛宮さんちは消灯の時間が迫っていた。
「戸締りよし、と」
現在は一人暮らしではない衛宮邸は、家主以外は全員女性である。
それこそ泥棒が入ってきても返り討ちに出来てしまうような面子ではあるが、入って来た泥棒が哀れになるような気がしてならないので戸締りは念入りに。
そもそも結界が敷かれているのだから、誰か侵入すればすぐに分かる。
まあ、武家屋敷には当たり前の行動という事で。
「遠坂は今頃見回りしてるのかな」
「ええ、間違いなく見回りをしているでしょう」
「俺たちも行ったほうがいいのかな?」
「今回の聖杯戦争は何かが違う。ライダーも動くつもりはないようですし、凛の判断を待ってもいいのではないでしょうか」
問いかけるとセイバーは凛を信頼しているかのように答えた。
質問した士郎も頷く。
「遠坂の判断なら正確だ。多少ドジが目立つのがきになるけどな」
「凛はここ一番でドジを踏むらしいですね。アーチャーとの会話からそう判断しました」
「優等生って感じでパーフェクトな感じがするけどな。まあ、人間一つくらい不得手があってもいいだろ」
あれだけパーフェクトな訳だから、ここ一番のドジなんて可愛いものだ。
多分。
士郎は心の中でそう考えて、自室に戻る。
後ろにはセイバーがついてくるが、セイバーの部屋が士郎の部屋の隣だからでありそれ以上の意図はない。
セイバーいわく、マスターと同室が好ましいとの事であるが健全な男子学生な士郎にとっては隣の部屋が最大の譲歩であるため…仕方なく了承したとの事である。
今の状況で襲って来たら怖いのはアサシン。
だが、アサシンは山門から動けないというので心配する必要はない。
今は休養を取るべきだろう、来るべき時に備えて。
それがセイバーの考え。
士郎は争いはない方がいい、傷つく事がないならそれに越した事はないと考えているので、現状に不満はない。
あるとするならちょっと食費がかかっていることぐらいか。
バイト増やさないとダメかなーと考える士郎であった。
どこまでも平和な衛宮邸の休日はこうして更けていくのである。
next 遠坂邸 0時
衛宮邸 22時
凛とアーチャーが夜の見回りをし、ランサーが神父との会話を中断した頃。
衛宮さんちは消灯の時間が迫っていた。
「戸締りよし、と」
現在は一人暮らしではない衛宮邸は、家主以外は全員女性である。
それこそ泥棒が入ってきても返り討ちに出来てしまうような面子ではあるが、入って来た泥棒が哀れになるような気がしてならないので戸締りは念入りに。
そもそも結界が敷かれているのだから、誰か侵入すればすぐに分かる。
まあ、武家屋敷には当たり前の行動という事で。
「遠坂は今頃見回りしてるのかな」
「ええ、間違いなく見回りをしているでしょう」
「俺たちも行ったほうがいいのかな?」
「今回の聖杯戦争は何かが違う。ライダーも動くつもりはないようですし、凛の判断を待ってもいいのではないでしょうか」
問いかけるとセイバーは凛を信頼しているかのように答えた。
質問した士郎も頷く。
「遠坂の判断なら正確だ。多少ドジが目立つのがきになるけどな」
「凛はここ一番でドジを踏むらしいですね。アーチャーとの会話からそう判断しました」
「優等生って感じでパーフェクトな感じがするけどな。まあ、人間一つくらい不得手があってもいいだろ」
あれだけパーフェクトな訳だから、ここ一番のドジなんて可愛いものだ。
多分。
士郎は心の中でそう考えて、自室に戻る。
後ろにはセイバーがついてくるが、セイバーの部屋が士郎の部屋の隣だからでありそれ以上の意図はない。
セイバーいわく、マスターと同室が好ましいとの事であるが健全な男子学生な士郎にとっては隣の部屋が最大の譲歩であるため…仕方なく了承したとの事である。
今の状況で襲って来たら怖いのはアサシン。
だが、アサシンは山門から動けないというので心配する必要はない。
今は休養を取るべきだろう、来るべき時に備えて。
それがセイバーの考え。
士郎は争いはない方がいい、傷つく事がないならそれに越した事はないと考えているので、現状に不満はない。
あるとするならちょっと食費がかかっていることぐらいか。
バイト増やさないとダメかなーと考える士郎であった。
どこまでも平和な衛宮邸の休日はこうして更けていくのである。
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