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趣味用ブログ。 ネタだったり、近況報告だったり。 分家には書かれない事、書いてます。
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プロフィール
HN:
藤宮紫苑(ふじみやしおん)
年齢:
44
性別:
女性
誕生日:
1980/10/13
職業:
主婦兼パート
趣味:
今はコレでしょうかね…(笑)
自己紹介:
今現在のジャンルはFateシリーズです。
諏訪部さんに嵌まっていますが、最近平川さんもハマリ気味。
演技が上手い人が好きみたいです。
男女問わず。
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皆さん、テンションが高いのでしょうか?
さすが夏休み。
出来ればこの後多分三十分くらいで10話をUP出来たらいいなと思っていますよ!
予想外の黒桜登場で動揺した人はいるのかしら?
そうなった理由は後々説明させていただきます。
うん、話が佳境に入った頃にね(何)



何気に夜中な事が災いして藤宮もテンション高いです!
ハイテンションです!
でも、英語圏の人に言ってはいけないよ、ハイテンションって綱渡りしてる人とかの緊張感とか、高圧電線とかそういったものに変換されるらしいからね!
って、こういうこと言ってる私はほんとにハイなんですよー
言動おかしいしね。
内容もおかしくなったら素直に謝ります、昼間に。
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遠坂さんちの家庭の事情 番外編
衛宮邸 12時半

遠坂さんちで丸く収まった頃、衛宮さんちでは死闘が続いていた。
宝具こそ出ないものの、暴れているのはサーヴァント。
お昼ご飯に飛び火してはいけないとセイバーとギルガメッシュは庭で争いを続けていた。
今日の昼食は純和風なメニューが並んでいる。
セイバーはともかく、ギルガメッシュには馴染みのない料理ばかり。
加えて彼は庶民の食事を摂った事が無いために、食べる気が無い。
綺礼のマーボは食べるのにね。
「そこに直りなさい、ギルガメッシュ!今日という今日は許しません!」
傍から見れば昼食くらい…とは言うなかれ。
セイバーにとっては大切なものベスト3には入るのだ。
生前(?)雑な食事しか摂れなかったセイバーにとっては、現在のきめ細かい食事はまさに宝。
それこそ生きていた時代に士郎君を連れて行きたいと思ったほどの衝撃だったのだから。
それに引き換え、暴君として名を馳せているギルガメッシュは、それはもう贅沢三昧だった。
優雅な宮廷暮らし。
政治は真面目にやらない、勝手気ままな生活。
そんなだからこそ、民衆に懲らしめてくださいと神様から色々されちゃうわけだが、そんな状態でも親友を作っちゃう辺りはさすが黄金率Aなわけで。
つまりは、同じ王様でも根本的にかみ合わない二人であるという証明\のようなものなのだろう。
二人の食事観というのは、それぐらい相容れないのだ。
だから。
傍で見ている同居人たちには止めようも無く。
かと言って、セイバー抜きで食べるわけにも行かず。
どうしたらいいんだと嘆くしかないのである。
ある、一人を抜いて。
「どうしたんだ、桜?」
気づいたのは鈍感だと称される士郎君。
桜の異変に気がついて、肩を叩こうとする手をライダーに止められた。
「士郎、中に入りましょうか」
桜の異変に、具体的に気づいたライダーは事情が飲み込めない士郎を連れて、中へと入っていく。
今日はタイガがいなくて良かったですね、などと呟くライダー。
「桜残しちゃ拙かったんじゃないか?」
「大丈夫です、士郎。すぐに片付きますから」
ライダーの笑みとその言葉に、士郎は何かいけないものを感じた。
知ってはいけない、見てはいけない。
知ったら最後、飲み込まれるような…何か。
ライダーの言葉に素直に従って、士郎は昼食用の味噌汁を温めなおす事にした。


士郎とライダーが去った庭では、絶対的な力によって収められようとしていた。
黒い影が支配する庭。
「ちょっと待ってくださいサクラ!!それが出てくるのはまだ早いはずです!!」
うろたえる騎士王。
「雑魚が、大人しくしておればいいものをー!!」
目的を忘れて迎撃する英雄王。
「……なんで……ワタシの幸せ、壊そうとするんですかー!」
桜の叫びと共に湧き出てくる影の群れ。
それを必死に交わす王二人。
「分かりました、サクラ!仲良くお昼にしましょう、シロウが待っていますよ!」
「貴様ごとき手を下すまでも無い、次にあった時は容赦はせんぞ!」
セイバーは桜を元に戻そうと必死に説得し、ギルガメッシュは訳の分からない捨て台詞で戦線離脱。
ギルガメッシュが去ると、桜はいつもの桜に戻った。
「ギルガメッシュさん、帰りましたね、ご飯にしましょうか」
「そうですね、サクラ。今頃シロウが温めてくれていますよ」
まるで今までの悪夢が嘘だったかのような桜の様子に、セイバーはほっとした。
取り合えず今は昼食。
桜がいずれあの桜を出す事を理解しつつ、まだそれはないだろうことを祈るセイバーだった。

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遠坂さんちの家庭の事情 番外編
遠坂邸 12時


昼、である。
昼前から準備をしていたアーチャーは、時間を確認するとランサーに声をかけた。
「もう昼だが、何時までいるつもりかね」
「ん?そうだな、特に決めていないが…」
ここで気心の知れた、正規に招かれた客であるのならば昼食を一緒にどうか?と誘うのだろう。
だが残念ながらランサーは招かれざる客で、アーチャーは一刻も早く立ち去る事を望んでいる。
昼食を一緒にどうか?と誘う事も、誘われる事もありはしない状況だった。
「ならば早々に立ち去りたまえ。凛はこれから昼食だ」
「んじゃ、俺の分も」
かみ合わない会話と雰囲気。
友好的なランサーの雰囲気と、好戦的なアーチャーの雰囲気。
それを目の前で展開される凛は、心底どうでもいい気分だった。
はっきり言って、ランサーの事は嫌いじゃない。
でも、それを言えばアーチャーはきっと機嫌を損ねてしまう。
「これも板ばさみって言うのかしらね…?」
小声でこっそりといってみるが、目の前の二人は気づくはずも無く。
やっぱり、どうでもいい凛だった。
「どこの世界に馴れ合うサーヴァントがいる?!」
「ここに。死闘してないんなら別にいいじゃねえか、なあ嬢ちゃん」
「私に振らないで」
二人の言い争いが平行線で終わりそうに無いとは思う。
だが、それをどうやって収めればいいのか。
「それなら、アーチャー。番犬にでもする?」
「?!」
私の一言に、それぞれ別々の反応をする二人。
「犬っていうな!」
「何で番犬にするんだ、凛?!」
面白い、このまま少し放って置こうか?
悪魔な思考が首をもたげたが、踏みとどまって凛は簡単な事よ?と説明を始めた。
「タダで昼食に招くのは敵サーヴァントだとありえないことよ。だけど、条件があるなら考えてもいい話だわ」
「まさか、それで…」
「そう、番犬。餌付けしてみるのも楽しいかなって」
そう簡単にまとまる話ではないけれど、転機になればいい…なんて思っていたら。
「いいぜ、番犬くらいならやってやるよ。今日一日くらいならな」
「え?ランサー、冗談だったんだけど」
本気になった人がここに一名。
「断る。貴様が一番危険だろう?番犬になどなりはしない」
保護者根性が湧いてきた人が一名。
もしかして、また平行線?
「昼ぐらいいいんじゃない?アーチャー、あなたも同席するでしょう?」
「それは、まあ同席はするが」
「ランサー、別に急ぐ用事はないのよね?なら食べてから帰ったら?」
「嬢ちゃんがそういうなら、そうするけどよ」
「はい、決まりね」
このまま延々と言い争って昼食が夕食になるよりかはいい。
アーチャーには同席する事で見張ればいいと促し、ランサーには食べたら帰るように促す。
食べたら帰る、というのならばアーチャーだってそれ以上反対する事はないだろう。
「お昼は何?時間かけていたみたいだけど」
「ん?ああ、エミヤシロウの家では和食ばかりだったからな。あっさりめの煮込みハンバーグを作ってみた」
「食べてないのに良く見てるわね…」
アーチャーの観察眼にも驚くけれど、ランサーはアーチャーが料理をする事に驚いている。
「家事万能なサーヴァントってのもいるもんだな」
パラメーターがあったら家事能力A+だな、なんて笑っている。
アーチャーの場合、それに加えて執事能力もありそうだけど。
「嬢ちゃんは作らないのか?」
「私?私は中華料理とかそういうのは作るけど、和食は得意じゃないわ」
もっとも、綺礼のような辛い中華は得意ではない。
食べれるけど。
「ふーん…。嬢ちゃんの中華なら食べてみたいかもしれないが、マーボは勘弁な」
マーボと言った時のランサーの苦渋の表情が気になったけれど、それは今度聞くことにしよう。
テーブルにはアーチャーお手製の昼食が並んでいるのだから。
手伝い位してもいい気分だしね。
きっと、ランサーにそういうサーヴァントも悪くないと言ってもらえたのが良かったのかもしれない。
なんだかんだ言って、私はやっぱりアーチャーが一番なんだろう。

next 12時半 衛宮邸

幾度と無く小説をケータイから投稿しようと思いましたが、一度で断念しました。
携帯で打ち込むのって、パソコンに慣れてると苦痛ですね。
文章がまとまらないんですよ、打ちながら。
打つ字の変換に気を取られて書きたいことが流れていってしまう…
キーボードならそんな事もないんですけどね…
そんなわけで断念した連続更新なんですが、またちょこちょこ始めようかと思います。
次は昼の遠坂さんち。
衛宮さんちが短いので、その次で補完します。
携帯からだとあれが限界。
それ以上打つと、最終到達地点を忘れちゃうんですよ…
オチさえも忘れる私。
携帯で小説書ける人には尊敬のまなざしを送ります。
本当に、私には出来ないことですよ…
遠坂さんちの家庭の事情 番外編
衛宮邸 12時
朝に続いて昼。
午前中の日課をこなして、いつも通りにお昼の時間。食欲魔人のいる食卓はいつも豪勢。
質も量も文句なし。
なのに、はらぺこ騎士王はご立腹。
原因は金色な招かれざる客人のせい。
あろうことか金ぴか我様、昼食を雑種の食べ物と言ってしまい。
セイバーの機嫌を損ね、包丁は飛ぶわ、ナイフが飛ぶわの大騒ぎ。
そこに直れとセイバーの怒りは頂点に達してさあ大変。
衛宮さんちのお昼はどっちだ?!

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