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趣味用ブログ。 ネタだったり、近況報告だったり。 分家には書かれない事、書いてます。
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プロフィール
HN:
藤宮紫苑(ふじみやしおん)
年齢:
43
性別:
女性
誕生日:
1980/10/13
職業:
主婦兼パート
趣味:
今はコレでしょうかね…(笑)
自己紹介:
今現在のジャンルはFateシリーズです。
諏訪部さんに嵌まっていますが、最近平川さんもハマリ気味。
演技が上手い人が好きみたいです。
男女問わず。
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もしもこの世の果てがあったのなら、私はどうしただろうか。
丸い地平に果てなどなく。
探すこともままならない場所だけど。
もし、あるのならば探しに行くのかもしれない。
だって、そこには彼が ―アーチャーが― いるのかもしれないから。


worldendfairytale 1


聖杯戦争終結からひと月は正直、アーチャーのいない喪失感に押し潰れそうだった。
そんなに大きな存在だったなんて、思っていなかったわけじゃないけど、思い知らされた事は確かだ。
あの時垣間見た彼の記憶の中の風景はどこまでも広く殺風景で…紅くて。
悲しみとか苦しみとか、一言では済まされない感情が表れているのだと分かった。
英霊の座はこの世界からではたどり着けない別次元にある。
彼がいる座があの世界だとしたら、それは…絶望以外の何者でもない。
無数の剣が突き刺さる大地は。
まるで、彼のたくさんの可能性の墓碑にも見えてしまったから…
無数の世界に呼ばれる彼の可能性。
私の所に来た彼も、いくつもある可能性の一つ。
彼は士郎を嫌っているのかどうなのかいまいち分からない言動を繰り返して、結局は私達の為に死んだ。
英霊だからって傷を負えば痛いし、死の感覚だってあるはずだ。
その彼に私は死ねと命じた。
一言、謝りたかった。
でも、彼は私の謝罪は要らないと遠まわしに言った。
私のことをよく理解している彼の、いつもの言い回し。
そう言ってくれたから、私はいつもの遠坂凛でいられた。
でも、あの時私が…本心を明かしていたら、彼はどうしたんだろうか。
私がそう言わなかったら…
彼は、進んで自ら引き受けると言ったのだろうか?
その答えが知りたくて、彼に一言言いたくて。
その方法を探しているといったら、彼はどういう反応をするのだろうか。
そうやって悩んでいたのに、その時はあっさりとやって来た。
ちょっと色々あって、時計塔に出向いている間に。
アイツは、まるでなんでもないかのように冬木の町に現れて、戦争をするでもなくランサーと釣りをしていたのだから。
それを知ったのは士郎からの手紙。
もう、時計塔の事なんてどうでもいいくらい驚いて、慌てて帰ってきてしまった。
それが本当なら、この眼で見ないと気が済まないし。
なんでマスターだった私の所に挨拶の一つもしないのよーと怒って。
その後、半年にも及ぶ私の気持ちを全てぶつけてやるんだから。



という事で、突発的に続き物をブログに書いてみるテスト。
セイバールートで実はアーチャーの夢を見ていた凛が、半年後にホロウでアーチャーに合うまでの話…の予定。
通常の更新より簡単なので、ちょこまか更新して、まとまったらちゃんとパロディ部屋に収納するつもりです。
そんなに長くないと思います。
多分…
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